こんにちは、KKです。
いかがお過ごしでしょうか。
今日7月6日は、地下鉄サリン事件などで平成の日本を震撼させた、オウム真理教の教祖、麻原彰晃こと松本智津夫の死刑が執行された日ですね。
あれから早一年が経ちました。
改元の直前に執行が命じられたことから、報道などでは「平成に起きた事件を平成のうちに」終わらせようとするための執行だったのではないか、という憶測が流れていたのを覚えています。
バブル景気による格差の拡大、そしてその後の不景気による世の中の閉塞感_____神秘主義やカルト宗教の拡大は、平成初期の社会的な混乱を象徴する出来事のように感じます。
彼らの起こした事件が非常にインパクトの大きなものだったせいか、オウムはインターネットが普及し始めてから今日に至るまで、ブラックなネタの代名詞になり続けてきました。
Flash時代でも、あのラサイトはよくオウムのネタを作品の中に忍ばせています。
「どらやき大好きオラエモン」という作品の中でも、おびたの本棚には「オウム」という本が置かれています・・・。
Flashの作品は基本何でもありですからね、ビンラディンや金正日もよくネタにしていましたし・・・。
ああ、思えば、その二人も、平成の内にお亡くなりになっていましたね・・・。
彼らも平成を象徴する人物の一人、いや二人だといえるでしょう。
ですが、私は「オウム」の事件が完全に終わった、とは思いません。
まだ事件の後遺症に苦しんでいる被害者の方はたくさんいますし、事件の動機など、完全には解明されていない点も多くあります。
通り魔や無差別殺人など、社会に対して何かしらの不満をもった犯人による事件というのは、今でも時折発生しています。
彼らがどうしてあのような犯行に及んだのか、私たちは今一度考えてみる必要があるのかもしれませんね。
地下鉄サリン事件のように、多くの人が被害に会うようなテロ事件が令和時代の日本で起こらないことを願ってやみません。
ではでは。