平成の掃き溜め

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インターネット空間は多様性社会か?

皆さんこんにちは、KKです。

いかがお過ごしでしょうか。

 

 

今から10年以上前、私がまだインターネットを知ったばかりだった頃、私のイメージするインターネット空間は一言でいえば「多様性社会」でした。

 

サイバー空間を通して世界中の様々な考えに触れ、様々な価値観を知ることができる。

そしてそう言った価値観を互いに認め、共生することができる。

私はインターネットについて持っていたイメージは、大体そんなものだったんです。

 

しかし、現実は違いました・・・。

インターネットはデマや偏見が日常的に飛び交う空間となり、様々な価値観に触れることはできても、それらが認め合ったり共生したりする場面には日に日に出会わなくなってしまいました。

 

もちろん全てのインターネットユーザーが差別や偏見にまみれているわけではないでしょう。しかし、そういったユーザーが次第に増加していってしまっているのも事実でしょう。

 

多様性社会の実現のためには、私たちは自分の確固たる信念を持つのと同時に、自分と異なる価値観を認める努力をしなければなりません。

 

掲示板やSNSの発達により個人の発言力はますます高まり、それゆえユーザーは一人一人がその発言に責任を持たなければならなくなってきています。

そして私たちは、改めて画面の向こうにいる誰かの気持ちを考え、この素晴らしい技術の結晶を使うにふさわしい倫理観を持つべきなのではないでしょうか。

 

平成の時代に生まれてしまったインターネット上での様々な社会問題が、令和の時代までズルズルと持ち越されてしまわないことを願ってやみません。

 

 

ではでは。